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恒例となりつつある中部のBライカテゴリーのモータースポーツの祭典、初日はJMRC各シリーズの年間表彰とパーティ、翌日は鈴鹿サーキットの走行会が企画され年々盛大になっています。

鈴鹿サーキット走行会参戦記 

Text by Jint.

 近くて遠いところ、国内Bライセンスホルダーにとってここ鈴鹿の国際レーシングコースは憧れの場所だ。Aライホルダーであれば、主たる戦場がここであるにも関わらず。だからこそ、JMRC中部が企画するこの走行会は年一回の楽しいイベントとなる。けっこうお手軽なエントリー費で参加できるのも魅力である。

 そんな訳で、今年も会長のぎゃわひでち私Jint.そして、ここを走り慣れてるフェラーリのはらせんせは早朝の鈴鹿西コースに集まった。今年は特に寒くて風が冷たい。とりあえず、雪が降らなくて良かった。もっとも積もるほど雪が降ったらここまで来れないが・・・

本当はもう一人参加の予定だったかクラッチの調子が悪いということで不参加、カメラマンをするはずだったバニー徳は昨夜の表彰式&パーティで二度と再び立ち上がれない状況でサーキットホテルの部屋に居残ったまま(という訳で写真がありません。あしからず)である。

 走行会はペースカー付き&追い越し禁止の「ファミリー走行」と基本的に安全に全開OKの「フリー走行」に分かれている。フリー走行はA〜Fの6グループで各30分の走行が可能である。

 名誉あるゼッケン1をもらったはらせんせはAグループ、残り3人はBグループだ。本当ならせんせの走る姿をカメラにおさめたかったんだが、Aグループ走行中にBグループは走行前の整列やら、ブリーフィングやらあってなんとか1・2枚撮れただけ(ひでちくんごくろうさま)

注目の的はらせんせのフェラーリ

「せんせ、隣の人見てますよ」

 さて、はらせんせブッチギリの独走で周回遅れをカウントしてる頃(なんせ、フェラーリにかぶせたり、ブロックしかけたりしてブツけたらそいつぁ破産だ!)Bグループはピット裏にクルマを整列させ、ブリーフィングルームへ入った。Bグループは30人ぐらいだ。あれあれ、チームリ●ットのK田さんとK野さんがいる。最近、私は競技会場へも顔を出さなくなったのでご無沙汰していた。私「お久しぶりです」、K田「何で走るの?」私「え、べんべ(BMW)です。」・・・

 そう、当初、150kmしか出ないラリー仕様アルトにSタイヤをつけて周囲の車のヒンシュクを買う予定だったのだが、ウイニングランでの改造が間に合わず、昨年同様、見栄張り用BMWでの参加だ。ちなみにひでちは営業用カルディナバン(ワゴンだっちゅ〜の)、ぎゃわはEP92スターレットである。ふたりとも今年で3回目だがクルマは変わってない。はらせんせ3年連続フェラーリだが毎回ちがうモデルだ(いったいど〜なってるんだ)

 ブリーフィングではコース走行の基本ルールやトラブル時の安全確保などと、もし他のクルマやコースの施設等にぶつけた場合は全て自分持ちとなることを念を押された。クローズドサーキットで事故をしても自動車保険は使えない。スタッフが「今回初めての人は?」いうと何人かが手を上げた。以外に多い。

 車に戻って4点で体をしばりつけ、ヘルメットをかぶる。グロープをつける。が久々にヘルをつけたので、折り返しのないことに気づきまたグローブをとって、もう一度締め直す。スタート時間が迫ってるのでアセアセ。うわ〜、だんだん緊張してきた。そうこうしているうちに左の列のクルマがいなくなった。と、思うまもなく前のひでち号が動き出した。いよいよコースインだ。最初の1週はペースカーの先導で追い越し禁止である。ファミリー走行よりはハイスペースだがぞろぞろと1列になっていろんな車が走っている。ヘアピンを過ぎ、マッチャンコーナーを抜けたところでかなり前の車まで把握することができた。私の前はひでち、その前はぎゃわ、少し前に▲田さんのマーチ、■野さんのシティも見える、86、シビック、ランサー、スープラ・・・

バックストレートへ入って前が開いた、あ、始まったんだ、少し遅れてアクセルを踏みつける!130Rへちょいブレーキ踏みすぎくらいで抜けて、前走車を追いかける。その先のショートカットでダンゴになってる一群から白煙が上がる。

あれはぎゃわのEPだ!・・・

・・・白煙はぎゃわくんのEPだったが、無事に立ち上がっていったようだ。まだタイヤ暖まってないのに・・・。ショートカットをクリアすると後ろにハデなランエボが迫っている。素直に譲る。

 すぐデグナー、ここって走ってると直角の連続コーナーに感じるのだが、実際はどうなんだろう。どちらにしても一つ目はコースアウトしやすい。セーフティゾーンは広いが砂が深く捕まると出れなくなるので要注意です。まだ車間が狭いのでなかなかコーナーではダンゴになりやすい。

 ヘアピン。去年は車検寸前でタイヤがズル剥け(後で知ったがカーカスが既に出てたらしい)でグリップ感は最低だった。ヘアピンの立ち上がりではリアがぶれるし、加速も悪い。正直、1台も抜けないばかりかグループ全車にパスされた苦い思い出がある。今年は車検期にポテンザに交換しているのでその点は全く不安がなかった。普段一般道ではタイヤなんてそれほどの性能差はないというのが持論だがさすがにサーキットでは安心感がちがう。今日は同じ轍は踏まないだろう。

 スプーン〜バックストレート、前回は4速180キロくらいで130Rに届いてしまった。以前に走った時の86と変わらない。目標は200キロくらいまで、スプーンのライン取りを変えながらトライしようと思ってる。

 130R、昔走ったときは4速からアクセルオフか、チョンブレでクリップへ入るとコース一杯使ってかなりのスピードでクリアできたのだが前に車がいたせいもあるがしっかりブレーキかけて3速でクリア。う〜んまだまだだなぁ。

 3・4週目でタイヤも暖まってきた。車同士の間隔も大分開いてきたのでパスしようと思えば狙えるようになってきた。ひでちくんも数台先まで行っている。とりあえず彼に追いつかねば・・・

 スプーンの入り口手前で横を見るとレース仕様のシビックRが!スプーンの侵入で車1台分空けてコース中ほどから1・2台まとめてクリアしていく。このシビックRには終盤もう一回抜かれることになる。あ〜すればいいのか・・・とも思ったが、自分だって横や後を常時チェックしている訳ではない。かといってアウトから抜けるほどのテクニックもあるはずがない。だいたいみんな侵入はアウト一杯にラインを取っているのでアウトから並ぶのは不可能だった。再び、「今日始めての人・・・」で、何人かが手を上げたのを思い出す。パッシングも一般道じゃあるまいし意味はないだろうからやめておこう。結論として前走車をパスしたい時はできるかぎり後ろについて、相手が気づいて譲ってくれるまで待つ!に徹することにした。

 大分慣れてきた。勢い的には追い越しをかけれそうだがさすがに北米仕様とはいえ、さすがM3、シティ、AE86よりは速いらしい。いくつかは追い抜きがかけられた。時々イエローが出る、コースアウトだったり、イン側に取り残されたり、幸い大きなクラッシュではないようである。自分もならないようにしよう。

 ヘアピンをクリアして前車を追い着こうアクセルを踏み込んだが加速が突然鈍った!クラッチが走行4万kmこえてそろそろヤバイと思っていたので直感的にすべったかと思ったがなんのことはないシフトミスで5速へ入っただけだった^^; よく考えてみれば、クラッチがすべったら回転が上がるよな。本当にクラッチじゃないなと確かめながら、再加速、この200Rからマッチャンコーナーまではぐっとアクセルを踏んでいけるので楽しい。あとはスプーンのライン取りでこの速度を落とさずストレートへ加速できれば目標最高速に近づくはずだ・・・

 1週2分足らずなので10週はできるはずだが、ハテ?何週したんだろう。レースカーじゃないから時計がついてた。走り出して20分、まだ数週ある、がんばろう。この頃になると直線はけっこう加速できるようになった。バックストレートなら前走車にしかけることができる(気持ちだけ)ようになった。目一杯がんばると200km/h近くは行ってるようだ。

とりあえず目標達成。

時々粉雪がちらつく、砂漠の砂のように路面で踊っている、路面温度は上がってないようだ。

 さあ、もう一台・・・と思ったらコントロールタワーでチェッカーを振っている!終了だ。ぎりぎりピットへはいれそうだったが。クールダウンをかねゆっくりもう一周した。ポストの人たちもイエローを振って見送ってくれている。どうもありがとう。今年も楽しめました。

  

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create 2001.03.15