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R−8石川・IMSCツールド百万石2002参戦記

Text by さんそん

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ヴィッツラリーから1週間後、R−8ラリーが始まる。R−8ラリーは石川県にある大日スキー場を起点として行われるラリーで、ターマック戦の中で唯一ナビよりもドライバーの速さ重視のラリー。しかも上位クラスとの併設なので、出場者も多くにぎわう。この中で私の実力は如何にということと、長丁場(今回のラリーは走行距離210キロ!)で自分がどれだけいけるかを見てみたかった。もちろんターマックシリーズの優勝も狙っていた。

 火曜日にヴィッツを返してレビン号に乗り込む。視線は低くかつクラッチが重い。あれ?こんなカンジだったかな?と違和感を感じつつも残りの日で練習をしなければならない。R−8ラリーはナビをしているときはめっぽう入賞していたゲンのいいラリーである。しかし、自分が運転するとなるとハイスピードのため経験値が少ない私は良く似たコースを走るしかない。よく似たコースは通称○マンといわれるところ、毎日練習に行く。タイミングよく台風が通過してくれたため、むちゃくちゃ似ている。ちょっとでも大きくラインをとれば滑ってしまい非常に難しい。一応その対策として大きなサイズのタイヤを新調したが吉と出るか凶と出るか・・・。

 ラリー当日はピ〜カンの晴れ模様。朝の10時とはいえ暑い。なか氏がやや遅れて○府に到着したため急いで集合場所に向かう。普通、エアコンなんてもんはつけない車が競技車の特徴なのだが、私の車は取り外してないため、快適クルージングか可能。その快適さもあってか集合場所には10分遅れで到着。そこでは昨年チャンピオンシリーズ優勝のバニ〜徳氏、そしてイワケンさむそんびっぐの紅鮭インプ組、そして今回サービスで参加の新人1・2くんが待っていたがなぜか徳能氏T-シャツの色が途中で変わっている。どうやらいい汗かいてしまったようだ。昼食を取った後はばに〜氏インプを先頭として、1・2インテ、紅鮭インプそして私たちが一列になって白鳥インターに向かう。白鳥インターの料金所で「よろしくメカドック状態」に陥ったり、途中で順番が入れ替わったり、と順調には行かなかった。しかし、スタート会場には予定通りに到着し、いそいそと受け付けならびに車検を終える。

 天気予報的は雨だったが、しっかり晴れていたのでドライセッティングで準備していた。しかし、ドライバーズブリーフィング時に大雨が降ってきていた。
 サービス隊のどかちゃんさんが「(タイヤを)どうする〜?」って聞いてきたので、雨用にお願いしますとたのみ、土砂降りの中をタイヤ交換してもらった。スタート前からのサービスなんて今まで経験したことがないのでお礼を言ったら、逆に「どんどん言ってよ、俺たちやれるだけやるから」といわれ感動!たかがターマック戦でここまでいわれるとがんばらざをえない。DARTに入って良かった〜と思う一瞬であった。

 そしてラリーが始まった。
 しかしはじめから事件が・・それはMCPと呼ばれる、主催者が定めた距離と自分たちの車が示す距離との補正を行う区間の最終標識が無かったのだ。ここまでが補正を調節する区間の最後ですよという看板が倒れていて、我々クルーを含む10数台がはまってしまったのだ。そのうち5台くらいが正式な場所までバックで戻りことなきをえたが時間的にはすごく遅れてしまい、内心もう優勝は無くなったかと思った。(が、主催者側でペナルティーはとられかった)
 しかし、我々クルーは心臓ドキドキかつ自分の足で走ったため汗だく。車内や眼鏡は曇る、早く走らせて欲しい。そんな欲望が募る。

 ここのハイアベスタート(1CP)は本来のスタート時刻から1分遅れてスタートする。つまりアベレージから1分遅れの状態でスタートする(指示速度は58kmだから距離にして970m長くなったのと同じ)のである。

 スタート!ドリャ〜とアクセル全開!道はハーフウェットだがラリー開始直前に雨用タイヤに交換したため躊躇無くコーナーに進入。ばっちり!。道も良く見える。というかカーブミラーの向きがあっている。道の予測がつきやすい。いい感じに進んでいる。気持ちがよく走れたのがよかったのか、このハイアベはクラス1位だった。
 次の3CPまでの間、二人していつもゴタゴタがあるけれど、最初からこんななんてこの後はうまくいきそうだね〜、とりあえず落ち着いて行こうと二人して深呼吸する。ローアベ区間はなか氏の出番、オドを適当に取ったとはいえちゃんと補正をとってくる。恐るべしなか氏。一応、今回も酔い止めを飲んでいてくれているが、その副作用なのか、そうとうの睡魔との戦いであるらしい(私は酔わないからじぇんじぇん分りません)。補正が要らない区間はしゃべってないと「ねむたいねむたい」とぶつぶつ。そんなに眠たいのならハイアベで起こしてやるぜと内心思いつつ、早くこいこいハイアベ区間・・・とちょっぴり落ち着いた感じであった。
 そのときの敵は「曇りと汗」であり停止さえしなかったら快適だったのだ。次のハイアベは遅れなしでスタートのため、以外と早くアベに乗る。しかしこんなに早くアベに乗るってことは、最後が厳しいのかなと思い少し先行で行く。その読みはぴったり当たり、減点ゼロで4CPイン。ここから次のCPまでは時間走行だから、ナビの仕事はほとんどなくなり、なか氏は再び睡魔との戦いにくれる。自分は汗だくの顔を拭きながらなか氏が寝ないように勤める。5CPも遅れなしでスタートしたものの6CPには2秒の減点をもらう。次のCPはキャンセルされたので次は最終ハイアベ(1分遅れあり)のみとなる。スタート!なかなか遅れが取り戻せない、すこし焦る。その焦りが運転ミスを誘う。左コーナーでやや奥がきつそうに見えたのでイン側に寄ったら左フロントが「ゴン」といって浮いてしまった。「しまった乗り上げた」と思った。幸い速度が低かったので外側に飛ばされることは無く、車体後部もぶつけなかったのでアクセルだけは踏む。どんどん進むそのなかで、不安要素がないかさりげなく探る。ハンドルはぶれないし、とられない。あとはタイヤの側面が凸状になっているかだけだな、だったらいっちゃえ〜と思い一気にアクセルオン!このときのなか氏の心中は如何に?こんなことがあったにもかかわらずこのハイアベもクラストップで走りきった。
 CP先で1台リタイヤしていた。多分はじめてのリタイヤ車。よくみると私がトレノ号を購入した店のステッカーを貼っている。ちょっと同情。

 

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mail:02/07/30 update:02/07/31