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そして2ステが始まった。 まずは完走すること。私はナビの言われた時間でCPにはいること。そして申告はしっかり計算して入ることを確認した。
2ステ最初の6CPは問題なく0点。しかしここまでにいく途中ハンドルを切ると「しゃりしゃり」と言う音がして気になったので、ちょこっと停止して左前のタイヤのナットを回してみると軽く回る・・
どうやら1ステで鉄板を踏んだたショックで徐々に緩くなってきたのだろう。まともに止まっていたのは4本中1本であった。とりあえず時間が無かったため、十字レンチで接地したまま増し締めしたあとそのまま6CPに入る。そしてここからのハイアベも余裕でのれて1点減点で7CPにはいる。走りきったがまたゆるくなっている可能性があったので、平らなところを見つけてジャッキアップして増し締めする。そして気合も入れなおす。
が、次の8CPもちゃんと入ったつもりであったが3点の減点。そしてなか氏の補正がきっかりとあった9CPは減点0だった。ここから本日最後のハイアベである。
一気に上位に行きたい我々クルー。突っ込み命の走りをする。とやはりあるコーナーで待ち構えているんですねー。悪魔が・・・
直線の後の左コーナー。ブレーキ踏んでも全くグリップしない。つい「あぁ〜止まらん!!」と叫ぶ。ハンドルをちょこっと切ったおかげで頭はやや左を向くが車はまったく曲がる気配がない。
「せめて運転席側から突っ込むだけましかぁ、運転席の右側は溝か土手かわからんが、(福沢)諭吉が何人ぐらい必要やろ(いったい何万かかるのか)とおもいつつショックに備える。
が、「ウニョン」って感じで乗り上げて「フワー」と着地であった。どうやら溝も無く横滑りのまま土手へ向かうが土手には山となった落ち葉のおかげでショックが全て吸収されたみたいなのだ。
ややハンドルが曲がったがいけると判断してストップせずに走る。
ここでのロスは ・・・約3秒。なんか右側が暗い。おそらく補助灯が割れたんだろう。1万円は確実に飛んだと思いながら、CPまでもっと距離があればと思いつつなんとかクラス5位の減点(12点)で10CPイン。
後は申告だけ。ここからはなか氏の力が発揮される。ここではまたまた計算問題を課せられていた。「3キロ進んだら現在のアベレージから10%減速」と。ここでの問題は主催者の3キロと我々の車が計測する3キロが何処まで一致するかである。補正係数は最初のオドで取ってあるのだがラリー中は常に違っていてなか氏の仕事がいつもより多くなっているほどであった。
そんでもって申告CPインし計算し直す。後ゼッケンの車がどんどん抜いていくがおかまいなし。計算結果がわかるまで自分は車の損傷具合を見ようと外に出ようとした。が、ドアが開かない・・・・もしかしてヒンジが曲がったの?
と思いながら窓を下げて外をみたが損傷はない。オフィシャルにドアを照らしてもらうが、綺麗そのもの。じゃなんでドア開かないの?と、ドアを強引に開けたら「バコッ」という音とともにドアが開いた。どうやら、アンダースポイラーがずれて上げられていたみたいである。ドアを開けた拍子にポロンと落ちてしまった。とりあえず引っ掛けるだけ引っ掛けて、他に損傷がないか見て回る。
右フェンダーがほのかに曲がっている。バンパーが左にオフセットしている。
そして補助灯が下向いている。もちろんレンズも割れているのかなーと思ったら割れていない。
「ラッキー諭吉一人助かったー」とりあえず元に戻そうと。動かすがバンパーがオフセットしているせいで元に戻らない・・・。仕方ないこのまま行くか。 おっ!そうそうなか氏の状態はと思い車内に入る。 「どう
?できた?」
なか「・・・・」なんか相当悩んでいるみたい。 うーん今日は補正しまくりで自分の車の距離は正しくないと判断しているんだろうな。自分がうまく運転してないからなーと思いつつ、
いつできるかぼーっと待つしかなかった。
なか氏は自答自問して、少しずつ前進をしているようだが、私には一体なんで悩んでいるかはわからないのでただ待つのみ。この間もどんどん、後ろゼッケンの車に抜かれていく。「出来た」なか氏は言うと、私に説明し始めた。
ラリーコンピュータの時間と計算による時間のずれは何で生じるか。そしてどちらを申告するのかであるが、私にはもう何も言えなかった。あれだけ計算してたとえ間違っていても、それはなか氏自身が悔しがるだけだからである。もちろん順位は下位になるが、やるだけやって納得できればそれ以上言うことはない。お酒飲んでたられば(もし・・・だったら、もし・・・ればの略)言ってるだけでいい。 とりあえず申告してゴール会場に向かう。その間なか氏は正解表と答え合わせをはじめる。
そして「ラリコンの時間のほう正解時刻にちかかった・・・」と。
「そうか」としかいえなかった。なか氏は相当悔しいであろうと思う。なんせなか氏は負けず嫌いだからである。でも終わったことは仕方が無いことであり、
あとはしっかり減点表をオフィシャルに時間制限内に出すことである。ゴール会場に着いてから、検算してオフィシャルに減点表をだし、とっととお風呂に入る。もう頭の中はビールである。
眠たいのだが、ビールが飲みたい。乾杯したい。お風呂に入った後500mlビールを買って、
とりあえず「完走オメデトー」と乾杯。そして何を話したか忘れたが、とりあえず2本目を飲み尽くしたところで、ダウン。そんでもって表彰式まで爆睡。
そして林道詩人さんに起こされ、目がさめる。ああもう表彰式かと思ったが、どうやら5位だったようで、そのままぼーっとしたままで、前に立つ。トロフィーをもらい賞状をもらい。まだボーットしていたが、目がさめたのは、商品が全く目の前に無いことに気が付いたことである。
あれ?確か名大は商品がたくさんあるはずなのに・・・。どうやらここにも不況の波があるらしい。目がさめたおかげで上位の人は誰かなと思ったら、ランキング2位の人が3位にいるじゃないですか!ということは、えーっと3位は50点で5位は25点と思うがそれ以上は寝ぼけ頭じゃ計算できず。
そのまま他のクラスの表彰中もぼーっとしていた。最後にラリー部会から鈴鹿への招待選手の発表があり我々が最初に言われたので、
シリーズ1位だと確信した。
表彰式後、順位表をもらい一体何点減点だったのか見ると、なんと1点差で5位だったのだ。
しかも3位と4位は同点減点。もしも、土手に突っ込んでいなかったらと自然にたらればをいう。
でも、シリーズ1位になれてほんとよかった。
いやー今シーズンは車を壊すことから始まり。最後もあっちこっちぶつけて終了という車にとっては「痛い」で終わってしまった感じ。私は高い授業料を払ってとったシリーズ1位、次にステップアップするにはもっとがんばらないとと奮起する。
壊さないように速く走る、これが目標だ。来年はどうなるのかはまだ未定。とりあえず武者修行で近畿地方に行こうかなと思っているが。先立つもの次第です。
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